Panasonicの洗濯機を買い、営業とは何ぞやを考える
こんにちは。
祖母の姉から継いだ2011年製の洗濯機に
寿命の訪れを感じ、最近、家電量販店に
足を運んでいました。
私は営業で人と良く話す仕事ですが、
お店の人に声をかけるのは苦手で、
何となく避けながら、
商品を見ることが多いのです。
某ヨドバシカメラにて、洗濯機を見ていたところ、
若めの男性が近づいてきて、
いくつかの性能と、お得になる情報教えてくれました。
「へ~」・・・・・
申し訳ないのですが、
そんな前のめりに買うつもりもなく、
それを感じ取ったのか、さ~~っと、
営業さんがいなくなり、
そこでお別れをしました。
「ま、一応ノジマ電機も見とくか」と、
帰路にふらっと寄ってみたところ、
また若い営業の方が来てくれました。
その方も性能等を教えてくれましたが、
先ほどの営業マンとの違いは、大きく2つ。
1つ目は、私たちの懸念が何なのかを探っていました。
(ケチな)私たちは、安くいいものを買いたく、
値段を1番気にしていたのです。
それに勘付いたのか、他社はどうだったか?
ECサイトとも比較して、1番安くしますよ、と
値切ってくれました。
2つ目は、右脳を刺激してきていました。
ただ製品の良さを伝えるだけではなくて、
私が使う状況をイメージさせて、
「こんな簡単に掃除できるんですよ」
「こうしたら、今より相当楽になりますね」
と、ワクワク感を持たせていました。
結果、その場で購入を決めました。
(簡単な客だと、思われたかもしれません・・・笑)
私は無形商材の営業ですが、
一見、堅物に見えたり、動かなさそうな人でも、
話の中で相手のフックポイントを見つけること。
そして、商材について事実を伝えるだけでなく、
一歩踏み出した先にどんな未来があるのか?
をイメージさせてあげるトークをすること。
そうすることで、
相手は気持ちよく話を聞いてくれて、
行動を起こすきっかけになるんだなと、
改めて感じました。
もちろん、「ぐいぐい来ていやだな」と
思う人もいると思うので、それも、
汲み取ってあげることが大事ですね。
相手の立場に立って考える。
とても大事なことですが、忘れがち。
自分本位で、ものごとを考えてしまいがち。
(仕事もそうですが、私生活でもそう。)
あらためて、考えさせられるひと場面でした。
ちなみに、これを買いました。
2人暮らしで10kgと、
そうとう余裕のあるサイズ感ですが、
布団も洗いたい我が家ではぴったりです。
快適、快適。